人間万事塞翁が馬-松井秀喜父

前回に引き続き、松井秀喜選手。

松井選手がヤンキースで手首を骨折したとき、松井父は、松井選手に伝えたそうです。

 「人間万事、塞翁が馬」

苦しんでいるときに、励ますためにこの言葉を贈ることは、想定の範囲内かもしれません。

しかし、松井父は、徹底しています。

松井選手が巨人で活躍したその年、帰省した息子を見て、松井選手の父は、少し危惧を覚えたそうです。
少し、おごり高ぶっていた様子が見て取れた。

(巨人入団2年目のことだったと思われます。(定かではありません))

そこで、松井父は、夕食後、松井選手にそのことを伝えたそうです。

これも、松井選手が活躍したことが、今後に悪影響を及ぼしかねない、すなわち、「人間万事、塞翁が馬」の教えですね。

松井選手が小さいころから松井父が息子に非常にたくさんのことを教えていたことは確かですし、イチローの父と同様、彼なくして、果たして松井秀喜という選手がわれわれの知っている松井秀喜足りえたのか、はなはだ疑問です。

このような松井父を見て、自分の父としての所業のいい加減さに目を閉じたくなる思いです。

でも、そのことは「人間万事、塞翁が馬」の一事件とはならないのでしょか?

詭弁かもしれませんが、自分の息子にこれまで教えてこれなかったこと、それが息子にとって、「塞翁が馬」として機能し、松井父では教えられなかった何事かを、自分の息子が感じとり吸収していくことを、ただ祈るばかりです。

やっぱり詭弁ですね。


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松井秀喜-努力できることが才能である-

連休が終わってしまいました。

5月5日は、こどもの日でもありますが、私の中では「ゴジラの日」でもありました。

NHKでは、5月5日の松井秀喜の国民栄誉賞授賞式に合わせ、前日4日に、MVPをとった試合の再放送、175本+ポストシーズンの全ホームラン、独占インタビュー等、計7時間もの特番を組みました。

その中でもっとも印象深かったのは、次の(ような)句を、松井選手が子供のころから壁に張っていたという事実でした。
(一字一句正しいかどうか、怪しいのですが)

  「努力できることが一つの才能である」

陰でものすごい努力をしているイチロー選手の姿も、テレビで見たことがあります。

自分を天才とは思わず、謙虚に「努力できること」に自分のよりどころを求める姿勢には頭が下がります。

私を含めた凡人は、所詮努力しても松井選手のようにはなれませんし、松井選手やイチロー選手ほど努力ができるわけもありませんが、常に努力していこうとする姿勢は見習わなければいけませんね。


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