今年もありがとうございました。

今年も残すところあと数時間になりました。

多くの方にお世話になり、今年も何とか乗り切ることができました。

ありがとうございました。

景気、バブル化、原発、地球温暖化、米軍基地問題、アジア諸国-中韓との関係不安定化、靖国問題、米国の地位低下など日本やアジアを取り巻く環境には以前に増して多くの懸念材料がありますが、新年が良い年となるよう、ただ祈るばかりです。

なお、新年の業務は、1月6日(月)から開始いたします。

新年もどうぞよろしくお願いいたします。

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「正しいです」は正しい?誤り?

今年も残りわずかとなりました。

そんな忙しい最中にちょっと気が引けるのですが、疑問を一つ。

話し言葉で
  「そのほうが値段は高いです」
と聞いたり、自分で言ったりすることにあまり違和感は覚えません。

でも、書物に「~する方が高いです」とか「~する方が望ましいです」と書いてあると、どうもしっくりしません。

これは、どうやら、「形容詞+です」という用法が正しいかどうか、という問題のようです。

(「です」が違和感なく付けられるのは「形容動詞」のようです。)


本来の(昔の?)日本語文法では、「形容詞+です」は誤りとされていたようですが、昭和に入ってから文部省がOKを出したとか出さないとか、いくつか説があるようです。

(今書いた「..説があるようです」を「..説があるらしいです」と書くと、「高いです」と同じ問題になり、非常に違和感を覚えます)


話し言葉としては自分でも「高いです」「大きいです」「多いです」「小さいです」...と使っているようです。


でも、書物やメールなどでこのような表現が出てくると、とても違和感があります。


では、形容詞+ですを回避してどう表現すべきなのか?

私の6年前の著書も、丁寧語で書いたものだったので、見てみました。

「~し易い」という表現の部分では「し易いです」ではなく「易いといえます」
となっていました。
「競争上まずい」の部分では「まずいです」ではなく「まずいことになります」、
「証拠力が高い」の部分では「高いです」ではなく「高いということになります」
となっています。

「です」の部分を、皆、上記のように「~といえます」とか「~ということになります」と書くと、文が長くなってしまい、それはそれで問題だとは思います。

でも、私が書く本や翻訳文に「高いです」と書くことは、これからもないように思われます。

違和感を覚える私が古い人間なのでしょうか?
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早稲田大学オープンカレッジでの英文/和文契約実務講座の講師をすることになりました(春以降)

来年の話なので鬼に笑われてしまいますが、告知を一つ。

来年4月から、早稲田大学のオープンカレッジ-中野校が開校になります。

 -早稲田大学中野国際コミュニティープラザのページへ

それに合わせ、4月から、以下の英文契約実務講座と、和文契約対象の契約実務講座を担当させていただくことになりました。

ただ、まだパンフは出来上がっていないようで、申し込みもまだ受け付けていないようです。
募集が開始されましたら、またご連絡しますので、少々お待ちください。
(開始は、12月末か1月上旬と思われます。募集人数は、それぞれ先着30名です)

1.「英文契約の実務-基本読解編」講座
  -英文契約の基本構造とその読み方-

   (4月~6月、7時~8時半、隔週計5回)

  詳細日程(時間は、それぞれ19時~20時30分です)
   第1回 平成26年4月 9日(水)
   第2回 平成26年4月23日(水)
   第3回 平成26年5月14日(水)
   第4回 平成26年5月28日(水)
   第5回 平成26年6月11日(水)

2.「英文契約の実務-発展編」講座
  -英文契約の修正のポイントとその方法並びに英文契約作成の基礎-

   (7月~9月、7時~8時半、隔週計4回)

  詳細日程(日程は変更の可能性があります)(19時~20時30分)
   第1回 平成26年7月16日(水)
   第2回 平成26年7月30日(水)
   第3回 平成26年8月27日(水)
   第4回 平成26年9月10日(水)

3.「契約書の実務(和文契約)」講座
  -契約実務の基礎と条項別問題点の検討-

    (5月17日(土)10時半~16時半、1回完結)
    (90分の講義を、1日に3コマ、計4時間半行います)

4.「契約書の実務(和文契約)」講座
  -契約実務の基礎と条項別問題点の検討-

   (H26年10月、7時~8時半、毎週計3回を予定)
  *内容は上記3と同じものですが、3回(3日)に分けて行います)

  詳細日程(日程は変更の可能性があります)(19時~20時30分)
   第1回 平成26年10月 8日(水)
   第2回 平成26年10月15日(水)
   第3回 平成26年10月22日(水)

上記講座に関するお問い合わせやお申込みは、
  早稲田大学エクステンションセンター(オープンカレッジ)
のホームページをご覧ください。

(まだ、H26年春学期のパンフは掲載されておらず、申し込みの受付は開始しておりません)
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ウェブ版英辞郎 ならびに 有料版

前回、紙版の研究社英和活用大辞典などのことを書きました。

今日は、その補足として、研究社のウェブ版「英辞郎」について、コメントしたいと思います。

研究社のウェブ版「英辞郎」は、その語数、例文数から考えて大変貴重であり、また頻繁にアップデートされているので、膨大な情報量となっています。(私もこれまでかなり多用させていただいています。)

ただ、「英辞郎」には、日本語の法令の直訳という違和感のある例文(日本法令外国語訳データベースからの引用文)が多数検索されたり、誤りや不適切な例文が含まれている場合があり、鵜呑みにすることは危険です。
いったん和英や英和で検索した後に、英和/和英での確認検索、コロケーションの再検索、グーグル等でのインターネットでの当該コロケーションの利用頻度数の検索などが必須となります。

(グーグルやヤフーなどで、ある熟語を" "で括って検索した際のヒット数で、用例として正しいかどうかがわかる場合があります。
 これはあくまで教室事例ですが、「pursuant」の次に「to」が来るのか「with」が来るのかの判断に迷った場合、"pursuant to" "pursuant with"の双方で検索してみます。後者のヒット数は、たったの28,200件ですが、前者のヒット数は95,700,000件で、pursuant withというコロケーションは誤りだろう、と推測がつきます)

このような確認検索をする前提でウェブ版「英辞郎」を使用するのであれば、非常に優れた武器になってくれます。

ただ、ウェブ版「英辞郎」の無料版で、最近、頓に広告の量が多くなり、検索スピードが非常に遅くなってしまったのがとても残念です。

有料版との差異を強調したいため、わざと広告を増やしたのではないかと勘ぐりたくなります。
実際、有料版のうたい文句は「広告がないから速い!」というものですので、あながち誤りでもないと思います。

ただ、有料版は、上記の確認検索の労を省くため、検索語の前後の単語として何が使われているかが頻度順で表示されるようになっており、また値段も1か月315円ですから、よく使う人は有料版にして損はないように思います。

 http://eowp.alc.co.jp/info2/ に有料版の案内があります。

(なお、弊所は「研究社」や「英辞郎」とは一切関係がありません)

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