「契約書の実務」1月開講(早稲田大学主催)の案内が掲示されました

<11月7日追記>
下記にてお知らせいたしましたが、
早稲田大学オープンカレッジの
 「契約書の実務」(冬学期、1月開講)
に関し、オープンカレッジ会員の方の先行受付
昨日(11月6日)から開始されました

なお、一般の方の受付は、12月3日からです。
-------------

今朝、首里城の火災のニュースを知り、
言いようのない悲しさを拭い去ることができません。
20年くらい前に、一度、家族で尋ねたことがありました。
もう、あのお城がないと思うと、残念でなりません。
また、沖縄の皆さんの気持ちを考えると、やり切れません。

さて、話は変わりますが、先ほど

早稲田大学オープンカレッジのウェブサイトに、

 2019年度冬学期(2020年1月開講)
   「契約書の実務(和文)」講座

のご案内が、掲載されました。
(上記をクリックすると、早稲田大学オープンカレッジのご案内ページへ移動します)

日程は、
2020年01/22, 01/29, 02/05, 02/12, 02/19, 02/26の水曜夕方19時から、計6回です。

お申し込み期間は、次の通りです。

 ●会員受付期間2019年11月6日から11月18日(ウェブ)

 ●一般受付期間2019年12月3日から


また、2020年度(2020年4月から翌3月)の日程については、今のところ、次の通りです。

1)2020年度春学期(2020年5月開講)
  「英文契約の実務-基本読解編」
    2020年5月~水曜夕方19時から、計7回
    2020年 05/13, 05/20, 05/27, 06/3, 06/10, 06/17, 06/24 (水曜、19時~20時半)

2)2020年度秋学期(2020年10月開講)
  「英文契約の実務-基本読解編」
    2020年10月~水曜夕方19時から、計7回

3)2020年度冬学期(2021年1月開講)
  「契約書の実務(和文)」講座
    2021年1月~水曜夕方19時から計5回



-英文・和文契約書の専門事務所-
寺村総合法務事務所


ホームページ


〇 英文契約のページ  
〇 和文契約のページ  


続きを読む »

関連記事

秋講座スタート「英文契約の実務-基本読解編-」

10月になりましたが、依然として30度近い毎日が
続いています。

今週月曜(7日)からは、少し秋らしい気温になるようです。

その今週ですが、水曜から6週連続で、早稲田大学主催の
  英文契約実務~英文読解編
が始まります。
まだ、間に合うと思いますので、ご希望の方は上記をクリックして
早稲田大学のウェブサイトからお申し込みください。
(但し、月曜中が良いと思います)

さて、和文契約講座の方ですが、
2020年の1月22日、19時から開講の予定です。

まだ、早稲田大学ウェブサイトでは掲載されていませんが、
これまでの5回から、6回になる予定です

(改正民法の説明部分が増え、受講者の方から、
従来の5回では足りないとのお叱りを受けたためです)

日程は、2020年 1/22, 1/29, 2/5, 2/12, 2/19, 2/26
 (各水曜、19時~)です。

大学のウェブサイトで案内が掲載されましたら、またご連絡しますが、
例年ですと、11月初旬に掲載されるはずです。

それまでは、前回5月のご案内をご覧ください。
 契約書の実務~早稲田大学オープンカレッジ主催




-英文・和文契約書の専門事務所-
寺村総合法務事務所


ホームページ


〇 英文契約のページ  
〇 和文契約のページ  





関連記事

受付本日開始!10月9日開講「英文契約の実務」(早稲田大学オープンカレッジ主催)

台風、ひどかったですね。
まだ停電が解消されていない地域に一刻も早く電気が回復することを、祈っております。
また、通勤等で苦労された方も多いようですね。
お疲れさまでした。
今日には、すべての交通機関と都市機能が回復していることを願ってやみません。

さて、本日(9月10日)9時30分から、早稲田大学オープンカレッジ主催>

 英文契約の実務 ― 基本読解編 ―
 -英文契約の基本構造とその読み方-

一般受付が始まる予定です。

上記のリンク先は、
  https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/46920/
です。


講義日程とその内容は、次の通りです。

日程:2019年10月9日~、毎週水曜日、夜19時15分から20時45分
    (10/9, 10/16, 10/23, 10/30, 11/6, 11/13 の計6回)

講義の目標
英文契約の基本的な構造と英文契約に特徴的な条項、表現、用語を理解することにより、それほど難解ではないレベルの英文契約を正しく理解し翻訳できる力を養うことを目標とします。

講義概要
レジメを用い、英文契約の基本構造、英文契約に特徴的な基本的条項、表現および用語を解説するとともに、具体的な条項例を引用し、その意味、解釈や翻訳のポイントの説明を行います。
なお、英文契約条項の検討と並行し国内企業間の和文契約の考え方や問題点についても適宜検討します。
さらに英文契約と国内契約の背景にある英米法や民法などの法的な考え方についても同時に検討します。

第1回 10/09: 契約の目的、英文契約の特殊性と読み方、コモンロー・約因・パロールエビデンス、英文契約特有用語
第2回 10/16: 英文契約特有の用語、英文契約の基本構造、リサイタル条項、定義条項等
第3回 10/23: 準拠法、紛争解決、譲渡禁止、権利非放棄、分離解釈、表明・保証、責任制限、完全合意、不可抗力等
第4回 10/30: 当事者の関係、秘密保持、知的財産権、期間、解除、通知等
第5回 11/06: 売買基本 / 販売店契約特有条項― 対価、支払方法、インコタームズ、保証、瑕疵担保、所有権・危険の移転等
第6回 11/13: 基本契約、個別契約、販売店の任命、ミニマムパーチャス(最低購入量)、直接交渉の禁止等、競合禁止等



-英文・和文契約書の専門事務所-
寺村総合法務事務所


ホームページ


〇 英文契約のページ  
〇 和文契約のページ  



  
1冊でおさえる        はじめての英文契約の読み方  
   英文・和文 契約実務      通常書籍版     アマゾン・キンドル版 
 









関連記事

消費税の適用について

本年(2019年)10月1日から、消費税が10%になります。

弊所へご依頼される業務(役務提供)につきましては、税法上、
成果物の納入が完了した日の税率によることになります。

つまり、
 1)9月25日にご依頼 → 9月30日納品の場合は、税率8%、
 2)9月28日にご依頼 → 10月1日に納品の場合は、税率10%
となります。

9月末が近づいてからのご依頼の場合、弊所からご連絡いたします納期によっては、
税率が10%となる場合もございますので、予めご了承下さい。
(お見積り時にご確認下さい)

どうぞよろしくお願い申し上げます。



-英文・和文契約書の専門事務所-
寺村総合法務事務所


ホームページ


〇 英文契約のページ  
〇 和文契約のページ  




  
1冊でおさえる        はじめての英文契約の読み方  
   英文・和文 契約実務      通常書籍版     アマゾン・キンドル版 
 







関連記事

AIにできること/できないことと、英文契約

AIに関する本を読みました。

AIにできること、できないこと---ビジネス社会を生きていくための4つの力
(著者:藤本 浩司氏、柴原 一友氏、日本評論社、2019/2/19刊)
です。

AIが近い将来、又はすぐ明日にでも、人間の仕事に代替していくのではないか、
という恐怖が、徐々に広まっているのではないかと思います。

特に、翻訳という仕事は、いち早くAIの可能性が取りざたされてきた業界だと思います。
随分前から自由に機械翻訳ができる機能があるサーチエンジンもあるようです。
また、契約に関して言えば、結構上手に和訳や英訳をしてくれるAIもあるようです。
料金は、翻訳者の料金とは比べ物にならないくらい、安いですよね。

AIは、恐らく、今後、加速的に、契約書の翻訳により習熟していくでしょう。

では、AIの翻訳があれば、人間の翻訳は、いらなくなるのでしょうか?

翻訳、もっと狭く「法律翻訳」という分野でとらえれば、かなりの部分、かなり近い将来に、AIに取って代わられるかもしれません。

外国の法律、外国の法律論文、外国の判決、外国の法律解説書、などの英文和訳は、通常の論文等の翻訳と同様、翻訳という作業には「推測」という作業をすることが許される領域であり、また必要でもあります。

これはどういうことかというと、例えば、論文や書物といった英文の中に単語ミスがあったり、構文の誤りがあったり、あるいは一義的に解釈できないような単語が使われていたとします。
この場合、翻訳家は、前後の文脈から「推測して」、適切と思われる訳語を当てはめていくことになると思います。
その誤りや不明確な部分を、「ここはおかしい」といって和訳に注記する翻訳家は、いないでしょう。
この推測とか類推という作業があるため、これまでの機械翻訳ではなかなかうまくいかない場合も多かったのではないかと思います。
しかし、AIの現状を見ると、AIが学習を積むことにより、この推測という機能がかなり充実してきているのではないかと思います。
特に、AIは、狭い領域に関して学習を積ませることができれば、高い能力を発揮するという性質を持っているようです。
学問分野を指定したうえでAIを特定の分野に習熟させることができる、という意味で、法律分野などの専門分野に関する翻訳は、むしろAIに適合的なものとも考えられます。

では「契約」に関する翻訳は、どうでしょう?

それが「過去の契約」や「他社の契約事例」を翻訳する場合、AIで対応できる場合は相当広いでしょう。 (但し、英語がめちゃくちゃな場合は別ですが)

また、「日本語の原案を英文に翻訳する」場合も、日本語が英語の文法上の要求をきちんと踏まえて作成されているのであれば、きちんとした英文に英訳してくれる可能性が高いでしょう。

しかし「これから締結しようとしている契約」の場合は???です。

契約は、それが当事者の権利と義務を定めるものです。
日本語の契約では「本契約に関する疑義は誠実に協議の上解決する」という定めがされているのが普通ですが、これは、意味のない条項と解されており、契約に関し紛争が生じれば、国際契約でも国内契約でも、裁判で決着をつけるか、裁判になる前に和解、あるいは「我慢・忍従」が必要となるなど、大きな損害が生じてしまいます。
(契約当事者間で紛争になった場合、両当事者共に必ず損をします。裁判で勝っても儲かることはありえません)

従って、その契約の文言がどのようなもので、文言を自分に不利に解釈された場合にどのような判断がされる恐れがあるのか(ないのか)ということを、翻訳という作業を通じて、明らかにしていくことが、まず必要になります。

これを作業という点からみると、これから締結しようとしている契約の翻訳は、
 1)正しく和訳する
という当たり前のことに加え、
 2)契約に文法上のミスや誤植があれば、それを指摘する、
 3)文章上のあいまいな箇所、前後(前の条文などと)矛盾する箇所があれば、その指摘をする
ことが必要となります。
会社から委託を受けた外部の翻訳家としては、少なくとも、文法上の誤りや、あいまいな表現(一つに特定できない表現)を指摘していくことが、必要だと思います。

つまり、この2)や3)の作業では、上で書いた「推測」という作業は、むしろやっていはいけないことになるわけです。

ただ、もっと言えば、この「推測」という作業にも、「誰でも同じように推測するであろう」というレベルのものもあれば、「善意に考えられば、筆者はこのように書きたかったのだろう」というレベルのものもあるでしょう。契約でも、前者などの推測は必要となります。例えば、代名詞の具体的な内容が前後から特定できる場合、それはやはり推測という作業ですが、必要なものです。

このような「これから契約を締結する」というステージにおける翻訳には、上記を踏まえたある意味で「微妙な」推測のバランスをとっていくことが必要になります。

契約は、誰が解釈しても同じ意味になるように規定されることが、なにより大事です
ですから、代名詞の使用はできるだけ避けるべきではありますが、しかし、すべてをなくすこともまた不可能でしょう。
かといって、あいまいな書き方がされた代名詞が存在することは、契約の明確さを損なうことになります。

例えば、「Any and all defect of Goods shall be identified in its document. (商品の瑕疵は、その書面で特定されなければならない)」という文章(A)で、"its"が何を表しているのかが明確かどうかが、ポイントになります。
例えば、その直前の文章(B)で、「買主は遅滞なく発見した瑕疵を売主に報告しなければならない」と書かれている場合、A文の「書面」は、通常、この「報告」を行った書面だろうと考えられます。

しかし、契約によっては、上記の直前の文章がなく、前後の離れた条項で売主は、買主から報告された商品の瑕疵を書面で確認するものとする」といった記載がされているものもあります。この場合、A文の「its document」は、ひょっとすると「売主」の確認書面を言っているのかもしれません。

上記の例でいえば、前者の場合、即ち通常の契約で見られるような「買主の報告義務」が前段に記載されているのであれば、「推測」しても問題ないし、むしろそのように推測して「その=買主の」と翻訳すべきです。

しかし、後者の場合のように、「売主が書面で確認した場合に限り、瑕疵に対応する」といった内容が記載されている場合、翻訳者は、「推測」をするべきではなく、むしろ「不明確である」という指摘をすべきであろうと考えられるのです。

AIが、このような「推測」の微妙な使い分けをできるようになるには、上記の本を読んだ感想としては、まだ相当な時間がかかるように思われました。
ただ、だからといって、人間の翻訳者が安閑としていられるわけではないようにも思います。
契約を翻訳する場合には、特に、これから締結を検討している契約に関し、上記のようなAIでは難しい「指摘」を行うために、契約という文章の性質、考え方を踏まえて技術を磨くことが必要であろう
と感じた次第です。

*なお、翻訳家は、契約文書などの「権利・義務を規定する文書」に対して、法律上のアドバイスを行うことは法律で禁止されています。契約をどのように修正していくべきかという点まで踏み込むには、翻訳作業としてではなく、それが認められている弁護士又は行政書士として仕事をすることが必要となります。

所詮、AIは、人間に奉仕するものです。
意思決定は、人間がするものです。
AIは、(今のところ)所詮、人間が決めた課題の解決に適用できるだけであり、AI自らが課題を解決するわけではありません。
怖がらずに、しかし侮らずに、AIの良いところを利用しながら、前へ進んでいきましょう。





-英文・和文契約書の専門事務所-
寺村総合法務事務所


ホームページ


〇 英文契約のページ  
〇 和文契約のページ  








関連記事