契約英語の勉強方法-2

前回に引き続き、英文契約の勉強方法について書いてみたいと思います。

【2-英字新聞をひたすら読む】

以前にも書いたと思いますが、英語力を上げ且つ英語的な発想を理解するには、何よりも沢山の英語を読むことが大切でしょう。1年間に100万語(200万語?)読むと良いと、グーグルジャパンの村上社長が書いておられたように記憶しています。

英文契約に関する理解力を上げることについては、多数の契約書を毎日読むことができれば一番いいのでしょうが、契約1本につき4千語から1万語位ですから、1年間に100万語読むためには、5千語の契約を200本読む必要があります。バラエティに富んだ各種の契約を毎年200本揃えられる方はあまりいないのではないでしょうか。

それに代わる素材としては、小説などよりも新聞が適していると思います。新聞の内容は、政治、経済、社会、文化、科学技術全般ですが、それは基本的に説明文ですので、どの分野の記事であっても契約書の読解の訓練になると思います。

私の場合、日刊の英字新聞を読むのは量的に辛かったので、週刊のジャパンタイムズウィークリー(JTW)を購読しました。
これはタブロイド版20頁のもので、1ページに1000から1200語ほど書かれていますので、20頁では約2万語、52週分だと約100万語になります。それを必ず、毎号、記事の内容に関わらずすべて読む、ということに決めて実行しました。
これでもかなりの量だと思います。仕事で読む分を除き、最初のうちはこれ以上の英文を読むのはかなりきつく感じました。
私の場合、最初は3頁(3000から3500語)読むのに1時間くらいかかってしまったので、1号読むのに7時間かかったことになります。
TOEIC等の出題文と比べ、新聞記事の場合は未知の単語も多くまた独特の言い回しや文学的表現の部分もあるため、読解スピードが遅くなるのは仕方ありませんが、それにしても最初はかなり遅かったように思います。
その後2年程経った時点では、JTWの記事について未知の単語を注で確認しながら1分間で150語程度、3頁(3000から3500語)を20分くらいで読めるようになっていました。
そうなると、毎週金曜又は土曜に配達される新聞を週の早い段階で読み終えることができましたので、週の後半はペーパーバックに手を出すことができます。

ペーパーバックは、1ページにつき大体250語から350語だと思いますので、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」のように1冊600ページの本の場合、15万語程度となります。エリザベス・コストヴァの「ヒストリアン」やハリーポッターシリーズ中最もボリュームのあると思われる「不死鳥の騎士団」は30万語ほどででしょう。JTWに加えて、600ページ位のペーパーバックを1年間に4、5冊読めば200万語に到達することになります。JTWと並行してペーパーバックを年間4,5冊こなすのはかなり大変ではありますが、業務上で読む英文を加えると、年間200万語を達成することは可能だと思います。

   -次回につづく-

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