契約英語の勉強方法-4

前回から少し時間が経ってしまいましたが、引き続き、英文契約の勉強方法について書いてみたいと思います。

前回は、契約英語に関する単語やそれに関する辞典等について書きました。

今日は、この契約英語の勉強方法の最初に書いた「契約英文を写して書く」という点について、「何を参考にしたらいいのか」というご質問を受けたことを思い出しましたので、参考となる本について書こうと思います。

何と言っても、日本経済新聞社の「英文ビジネス契約書大辞典」(山本孝夫著)が素晴らしいと思います。



条項の種類別(例:定義条項、期間条項、通知条項、完全合意条項、契約譲渡条項...等一般条項だけで24種類に分かれている)に、数件から十数件の契約文例が和約文とともに掲載されています。

また、売買契約、ライセンス契約、サービス提供契約、販売店契約等の類型別にそれぞれ特徴的な条項を、これまた数件ずつ掲載しています。

英文もほとんど過りはないようです。
もちろん、ネイティブが作成した英語とは少し違って、文章が少し冗長なところもありますが、「分かりやすい」こと、あるいは「複数の解釈を排除する」という契約書作成の「いろは」から見て、ネイティブが作成した契約文書よりもベターな部分もあるのではないかとすら思えます。

ただ、この本の唯一の難点は、値段が高いことです。

新品だと18,900円です。またアマゾンの古本として出回っているのを見ても、今日現在の最安値は17,000円のようです。

確かに高いかもしれませんが、英文契約の作成を業務として担当する方であれば、本書を買って損はないと思います。

そうはいっても、やっぱり高い!と思われる方のために、次回は、もう少し購入しやすい価格帯で参考になる本をご紹介しようと思います。

-次回につづく-

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